黒田尚子さんの神戸アジアン食堂バルSALAって?夢の原動力は笑顔!

人物

アジア料理ならカオマンガイが大好きな、はるこまです。

8月27日の「セブンルール」で黒田尚子さんが紹介されますね。

黒田さんは、結婚などで日本に来たアジアの女性たちが、言葉の壁などで孤立しがちな現状をみて、外に出て自信を取り戻せる場所を提供したいと奮闘されている方です。

言葉が通じないと、買い物にも行きにくい、話をするのは家の中だけ、身体の調子が悪くても病院で自分の症状を伝えられない、など、母国では当たり前にできていたことができなくなってしまうんですよね。

黒田さんがどんな形でアジア女性の自立支援を行っているのか、気になったので調べてみました。

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黒田尚子さんの出身やプロフィールは?

1990年 兵庫県神戸市生まれ
2012年 関西学院大学人間福祉学部社会起業学科 卒業
リクルートライフスタイルに就職し、飲食店への企画営業・店舗プロデュースを経験
2016年7月 神戸アジアン食堂SALAを開業

大学時代に社会企業(社会問題の解決を目的にして収益事業にとりくむ企業のこと。ソーシャルビジネスともいう)を勉強し、在学中に「在日アジア人の就労支援プロジェクト」を立ち上げました。

言葉や文化の違いから引きこもりがちになっているアジアの女性たちに、自国の料理を提供してもらい、学校内の屋台で販売。彼女たちがつたない日本語で、頑張って料理のことを伝えようとしたことに感動したそうです。

屋台のほかにもケータリングや週に1回のカフェなどの活動を続けましたが、4年間で支援できたのは4人だけだったそうです。卒業後も支援を続けて行きたい、という思いを強く持っていました。

けれども、ボランティアのままでは資金面で行き詰まってしまうと考えた彼女は、大学卒業後はいったん就職。効果的なメニューの作り方や工法の仕方を勉強しました。

3年間の社会経験を積んだのちに、自分の夢を叶えるべく尽力し、父親の奥智雄さんと「神戸アジアン食堂バルSALA」を開店します。

お父さんの奥智雄さんは、元阪急百貨店の経営陣としての経験や幅広い人脈をもち、頼りになる支援者の1人だったんですね。娘の夢に手を差し伸べて、一緒になって夢を追いかけるなんて、とっても素敵なお父さんですね。

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神戸アジアン食堂バルSALAって?

神戸の元町商店街と南京町の間(神戸市中央区)にある「神戸アジアン食堂SALA」は、入り口にたくさんのランタンが飾られた、手作り感いっぱいのお店です。

片側1面は濃いブルーの壁にアジアンチックな飾りつけ、大きな壁絵はフィリピン人のアーティストCecilさんの作品です。

国籍、性別関係なく、子供も妊婦さんも、それぞれがそれぞれお互いの価値を認め合い、自分の価値も認められる社会に」という願いが込められています。

SALAの人気メニューは、日替わりのアジア各国の料理。タイのカオマンガイ、フィリピンのビーコール・エクスプレス、台湾の魯肉飯など、どれも現地のお母さんが作る本場の家庭料理です。

現在は、タイ、フィリピン、中国、台湾、モルドバ、ネパール出身の8人が日替わりでシェフを務めています。

彼女たちは、自分たちの作る料理で、食べている人たちを笑顔にし、自分たちも笑顔になれることを知ったんですね。世界が大きく広がった、と彼女たちは言っていました。

神戸アジアン食堂SALA
ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:30~22:00
火曜日と日曜日のディナーはお休みです。

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黒田尚子さんのこれからの夢は?

雇用を増やし自立支援を広げたい、けれども新規出店は難しい。そこで考えたのが「多国籍チャラメラ屋台」です。

今年の3月にクラウドファンディング(インターネットを通して自分の夢や活動を発信することで、共感して活動を応援したいと思ってくれる人たちから資金を募ること)で新しい挑戦をスタートさせました。

集まった資金で移動式屋台を購入、ピンクとブルーで色付けられたかわいらしい屋台は、お店の前に置いてあっても違和感ゼロ! 

屋台としてタイの串焼きを焼いて販売したり、お弁当を宅配したり、試行錯誤を重ねながらもチャルメラ屋台は大忙しのようです。

チャルメラ屋台以外にも、お店のメニューを惣菜化して、通信販売で販売することにも取り組んでいます。現在はタイのグリーンカレーと魯肉飯の2種類があります。

通信販売も雇用を増やすという目標の一環で、スタートをさせたそうです。

店を持ちたいという夢を持つスタッフには、定休日にお店を貸し出して、夢を後押ししている黒田さん。

「日本に来て、一人で家にこもってしまっている外国人の女性たちが、同じ境遇の人たちと知り合って、自分の力は発揮できて、生き生きして、自分の夢が持てるようになる、そして、すべての人たちが、自信を取り戻して笑顔になれる社会を作りたい。」

黒田尚子さんの夢はまだまだこれからも広がっていきそうですね。

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さいごに

夢を叶えるために頑張って、自分の周りの人の夢も叶うように協力する、とっても素敵な人ですよね。

私は以前、会社の同僚の奥さんが、日本語が全然話せないインド人で、同僚が出張で10日間ほど家を空けるので、日曜日に一緒にお茶でも飲みに誘ってやって欲しいと頼まれたことがあります。

ケーキを頼もうとしたら、卵が入っているか分からないから食べれない、と言われ(彼女は完全なベジタリアンでした)、紅茶1杯で英語で話をするには、こちらの語学力が足りず・・・話が弾まないまま帰ってきちゃいました。

申し訳なかったなぁと思っても、次にまた誘うことができず、同僚夫婦はその後シンガポールに引っ越してしまいました。

黒田尚子さんは、そんな彼女たちの世界の扉を開けて、社会とつなげてあげたんですよね。思うことを実現させるのは、たくさんの苦労があったはずです。

これからも、どんどん広がる夢を、1つ1つ実現に向かって頑張ってほしいですね。