離婚復縁また離婚!知らないと損する年金分割と生命保険の手続きなど

恋愛・結婚

離婚後思うところがあって復縁(再婚)したのに、やっぱりうまくいかなくて離婚することになっちゃった、という友人の話を聞いた、はるこまです。

そんな時に、知らないと損をする手続きがあるんです。それは年金分割。2006年に運用が始まったこの制度、受け取る側がきちんと手続きをしないともらえないことも。

最初の離婚で手続きをしておいた方がいいもの、も含めて、調べてみました。離婚はただでさえ煩わしい手続きがあって大変です。

1つ1つ確認をして、漏れがないように手続きをしておきましょう。

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知らないと損をする年金分割!

年金分割とは、夫婦の厚生年金の多い方から少ない方へ、保険料の納付記録を一定の割合で分割する制度です。離婚してから2年以内に、年金事務所で手続きをする必要があります。

年金分割は、「旦那の年金の半分がもらえる」わけではありません。老齢基礎年金はそのままで、老齢厚生年金部分の、結婚していた期間の納付金額を最大50%まで分割することができるんです。

離婚分割の平均金額は月3万円ほどです。元旦那の受給年齢ではなく、ご自分の受給年齢に達した時に、支給が開始されます。

ちなみに年金分割は、離婚した妻が別の人と再婚しても、無効にはなりません。あくまでも結婚期間中の分割であって、別れた奥さんの権利なのです。

※元妻の方が収入が多い場合、男性の方に年金分割されます。あくまで、支払金額の多さによって分割されます。

国民年金(自営業や自由業、農業従事者)は年金分割されません。受取人が保険料納付済期間、保険料免除期間が合計25年以上ないと、年金受給資格がないので受け取ることができません。

結婚生活25年、今まで積み重なってきた我慢も限界で、子供が就職したのを機に離婚を決意したQさん。離婚してから3年後、息子の結婚でなんだかんだと元旦那と話す機会があり、相手の不器用さを理解して結婚したはずなのに、その不器用さにイライラして離婚した自分に気が付きました。

元旦那は物静かで趣味に没頭するタイプ、それを消極的で自分のことを話さず、何考えてるか分からない!と離婚したけれど、その物静かさが今の彼女には心地よかったのです。

自分のわがままを反省し復縁したものの、相手の態度は相変わらずで変わることなく、だんだん物足りなくなって結局8か月でまた離婚になってしまいました。

そこで今回は、前回の離婚のときにはしていなかった年金分割の手続きをしようとしたら・・・

「8か月分の年金分割になります」

Qさんはびっくりして「いやいや、その前に25年間一緒に暮らしてきたんです!」と叫んでも、認めてもらえません。25年間の結婚生活分は、離婚から2年たった時点で「時効」なんです。

離婚した翌日に再婚しても、離婚届を受理された時点で、2年の時効期間がスタートしてしまうのです。一度手続きをすれば、相手が再婚しても払わなくてはならないけど、手続きをしなければ払わなくてもいい年金分割制度。

離婚届を出すときには、忘れずに「年金分割」の手続きをしてくださいね。

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生命保険の受取はどうなる?

離婚した後に、生命保険の受取人を変更していないうちに元旦那が亡くなった・・・生命保険は元妻に支払われるのでしょうか?

原則的には、保険受取人は配偶者か2親等以内(祖父母・父母・兄弟姉妹・子・孫)の親族となっていて、保険金詐欺防止のために、第3者の受取人指定は難しくなっています。

受取人が元妻の場合、そのまま支払われることが多いようですが、手続きが大変です。保険証書や死亡診断書、元旦那の住民票などを提出しなくてはならず、それらを用意できなければ、保険金を受け取ることができません。

生命保険は受取人が拒否(または、書類が提出できずに受け取れない)した場合、保険会社が法定相続人にわざわざ連絡をして保険金を支払う、なんてことはないので、注意してくださいね。

※受取人が亡くなっている場合は、法定相続人に支払われます。

元妻が生命保険金を受け取った場合、第3者が受け取ったことになり、非課税枠の適用はありません。贈与税として110万円から課税されます。

お子さんがいらっしゃるなら、受取人をお子さんにしておくとスムーズにいくかと思われます。元妻のままでは、元旦那の親族ともめる可能性もありますので、注意してくださいね。

※再婚された場合は、ご主人の生命保険の受取人は誰なのか、確認しておきましょう。ご自分の生命保険の受取人についても、変更しておく必要があります。

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遺言状を作成後に離婚したら?

基本的には、遺言状は離婚後も効力を持っています。ただし、遺言状の中で、「妻〇〇に相続させる」となっていたら、離婚した(妻でなくなった)時点で遺言が撤回されたと判断されます。

遺言状は遺言者の最終意思なので、相続させるものがすでに処分されていたら遺言撤回、「妻でなくなった人」に財産を相続させる意思はなかったと判断されることもあります。

弁護士さんによっても意見が分かれるところなので、ケースバイケースかもしれません。

離婚しても、元妻に遺贈する、という遺言があれば、問題なく相続することはできます。

この他にも、慰謝料(離婚の成立から3年以内)、財産分与(離婚成立から2年以内)、養育費を請求できる可能性があります。離婚後に元旦那が亡くなっても、遺族年金はもらえません。

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さいごに

離婚をするときに知らないと損するかもしれない手続きについて、お伝えしました。

年金分割は、復縁するしないにかかわらず、離婚した時点で手続きをしておきましょう。ついつい忘れがちですが、生命保険の受取人や遺言状などの確認・変更もお忘れなく。

周知されていないルールがあり手続きが煩雑ですが、「知らなかった!」では通りません。

離婚は本当にパワーがいるし、精神的にも体力的にも大変です。離婚して復縁したのに、また離婚するなんてことがないように、おふたりの将来を大切にしていってくださいね。